名古屋市名東区藤が丘駅前のわたなべメンタルクリニック
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2020年
6月
皆さん、早いものでもう六月ですね。
季節の移り変りをゆっくり味わうことのできない今日この頃ですが…
今回は、梅雨入りついり、六月、鯖で三句です。
ティーツリー焚かぬ日は無し梅雨入りついりかな ※
六月や緊急事態宣言解除
知り合いととんと御無沙汰子鯖食ふ
※ティーツリーとは、当院で使用している、新型コロナ対策用のアロマの一種。
俊之
2020年
5月
皆様、まだまだ大変な状況がつづきますが、いかがお過しでしょうか?
今のコロナ禍は戦争にもたとえられますが、そんなとき、一瞬でしたが、かの太宰治の太平洋戦争中に書かれた「津軽」の最後の一節が脳裡をかすめました。
ちょっと、引用してみましょう。
「まだまだ書きたい事が、あれこれとあつたのだが、津軽の生きている雰圍氣は、以上でだいたい語り盡したやうにも思はれる。私は虚飾を行はなかつた。讀者をだましはしなかつた。
さらば讀者よ、命あらばまた他日。元氣で行かう。絶望するな。では、失敬。」

さて、今回は忌日季語を使って三句です。
デュファイなど家で聽くべし五月忌さつきいみ
修司忌やマスクをつけて「ペスト」讀む
時は今日本の岐路や信長忌
俊之
2020年
4月
皆さん、こんにちは。
4月になりました。コロナはまだ終熄する気配がみられません。
どうかご用心を。桜で三句です。
ウイルスに我関せずと櫻咲く
飲み会の中止相次ぐ櫻かな
ひっそりと櫻を愛でる人二三
俊之
2020年
3月
皆さん、こんにちは。
新型コロナウイルスの影響がまだまだつづいていますね。
感染の勢いにブレーキがかかることを祈るしかありません。
三句、詠みました。
肺炎の蔓延日本春浅し
吊革に触れぬ日々や春寒し
村上鬼城 世を恋うて人を恐るる余寒かな をもじり
世を恋うてコロナ恐るる余寒かな
俊之
2020年
2月
皆さん、遅くなりました。2月のクリニック通信です。
世間は連日、新型コロナウイルス 肺炎の話題でもちきりですね。
皆さんもどうか、お気をつけ下さい。今回は、そんな話題で三句です。
冬の日や新型肺炎ラプソディ
肺炎の騒ぎをよそに山眠る
風邪のもともとの住処に戻れかし
俊之
2020年
1月
皆さん、あけましておめでとうございます。
今年も、皆さんにとってよい年でありますように。
さて、では年末と新年をめぐっての三句といきましょうか。
名古屋市美術館カラバッジョ展十二月十五日まで
カラバッジョ展終りて至る年の暮
元旦や朝のテレビの三番叟ばそう
年賀状来ぬ人を待つ寂しさよ
俊之