名古屋市名東区藤が丘駅前のわたなべメンタルクリニック
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2018年
12月
皆さん、
今年も12月になりましたね。
思いのほか暖かい日が多いので、私としては
過しやすい気がいたしますが、皆さんはいかがでしょうか?
さて、俳句は、ストレートに「師走」、「十二月」という季語で三句です。
カレンダー残り一枚十二月
街行けば皆んな師走の舟の中
それぞれの身過ぎ世過ぎや十二月
俊之
2018年
11月
皆さん、ごきげんよう。
肌寒い日がふえてきた今日この頃ですね。
今回は秋の味覚にちなんだ喰いしん坊
な句、三句です(笑)。ただし、「御田」は冬の
季語です。悪しからず。
吾かつて苦学生なり御田喰ふ
富有柿を喰ふ亡き人の思い出や
居酒屋の木の香り銀杏を喰ふ
俊之
2018年
10月
皆さま、
ちょっと涼しくなってきましたね。寒暖差が
ある今日この頃ですが、風邪など引かぬよう、
お気をつけ下さい。秋にちなんだ三句です。
秋高く青なす色の比類なし
これ以上高くば天の灰暗し
人の世の有象無象や秋澄めり
俊之
2018年
9月
皆さん、こんにちは。
日本のあちこちでいろいろな
災害が生じている今日この頃ですが、
気をつけていても巻き込まれてしまうのが
災害のこわいところですね。
それでも用心を、と言いたくなります。
今月は、災害つながりの三句です。
秋空や人の輪高くつながれり
鰯雲今日この頃のめずらしき
災害に泣く人多し秋の暮
俊之
2018年
8月
皆さん!毎日ほんとうに暑いですね。
今回は「酷暑」で俳句を作ろうと思ったのですが、
あまりにツキすぎているので、俳句の中だけでも
「涼しく」あろうと思い、「涼し」で三句です。
涼しきは朝とラジオとバロックと
涼しさや項(うなじ)に濡れた手が当たる
涼しさや北方ドイツの星降る夜
俊之
2018年
7月
皆さん、7月になりましたね。早速、暑いですね。
毎年言っていますが、熱中症にはくれぐれも気をつけて下さいね。
今回は、緑蔭(りょくいん)、木下闇(こしたやみ)、若竹という季語で三句です。
緑蔭の下で待ちます青信号
父が子を抱いて佇む木下闇
若竹や旧病院はお引越
ついでに一句、戯句を。
力士来て名古屋の体重ちと重く
俊之
2018年
6月
皆さん、こんにちは。
もうすぐ梅雨入りですね
(6月4日時点)。今回は、
黴雨(つゆ)、黴雨寒(つゆさむ)、黴雨入り(ついり)
の三句でまとめてみました。
ラフマニノフ弾く指重し黴雨の入り
黴雨寒や部厚い原書「巌窟王」
御園座の舞台の袖も黴雨入りかな
俊之
2018年
5月
皆さん、
ゴールデンウィークも明け、日常の生活に
戻られていらっしゃる方も多いと思います。
緑の多い、よい季節になりました。今月は、
緑菫(すみれ)、藤(ふじ)、竹の秋(たけのこ収穫、春の季語です)
の季語で三句です。
明日もまたここ通らばや菫草
藤棚に休む母子と乳母車
なにごとも好機ありとや竹の秋
俊之
2018年
4月
皆さん、こんにちは。
今年は早々と満開の桜となりましたね。
今やもう散りはじめておりますので、落花などの
季語にちなんで三句です。
患者さんの肩にひとひら落花かな
上階の窓にも流れ散る桜
玄関の中まで野遊花の塵
俊之
2018年
3月
皆さん、こんにちは。
すこしづつは暖かくなってきましたね。
しかし、三寒四温の時期、油断
しないで下さいね。今回は早春にちなんだ
季語で三句です。
血圧を三度も測る余寒(よかん)かな
亀虫を窓から逃がす春の暮
春浅し縁者の具合二三転
俊之
2018年
2月
皆さん、こんにちは。
寒い日がつづきますね。
2月になって、すこしづつ春の兆しが
みえてくるといいですね。今回は「寒さ」
がテーマで三句です。
寒月や人なき夜明け前の道
眠れずに苦しむ人や冬銀河
父ひとり遠くに住める寒さかな
俊之
2018年
1月
皆さん、新年あけましておめでとうございます。
旧年中はお世話になりました。今年もどうか
よろしくお願いします。
1月の俳句は、昨年12月24日に栄でたまたま
遭遇した聖霊学園のクリスマスコンサートから。
途中で雨が降り、中断を余儀なくされ、
観ていてかわいそうでした。しかしその一部の聖歌隊
の人たちがハレルヤ・コーラスをつづけたのが感動的でした。
あとは、お正月の二句です。三句目は、私のことで
はありません。あしからず。
合唱の雨に途絶や聖(きよ)し夜
昨年今年(こぞことし)パズルのピースあと一つ
初春や起きたら昼の3時すぎ
俊之